アシナガバチの蜂の子って食べられるの?

蜂といってもミツバチ、クマンバチ、スズメバチなどさまざまな種類がいます。アシナガバチもそうした蜂の一種ですが、アシナガバチの蜂の子は食用にできるようなものなのでしょうか。

1.アシナガバチの子は食べられる!

結論から書くと、アシナガバチの子は食べられます。実際、アシナガバチの蜂の子を食べてみたという報告も結構あり、下手をするとスズメバチよりも多いぐらいかもしれません。アシナガバチは体長1~2センチとそれほど大きくないうえ、スズメバチのようにやたらと攻撃的というわけでもないので、蜂の子を入手するリスクが高くないことが理由かもしれません。

2.アシナガバチの子がメジャーではないのは?

ただ、アシナガバチの子を食べるのは、スズメバチほどメジャーではありません。それには、いくつか理由が存在しています。

2-1.アシナガバチは益虫として扱われている
蜂の子料理に使用されることの多いスズメバチの子は、基本的に害虫の扱いです。巣を駆除するのは、人間に危害を加えるものを取り除くとためで、スズメバチの子を食べるのも駆除の一環と言っていいでしょう。これに対してアシナガバチは、益虫として扱われています。園芸をやっている人ならご存知でしょうが、葉を食い荒らすモンシロチョウの幼虫を退治してくれるためです。しかも、人間の方から攻撃を仕掛けない限り、危害を加えるようなこともありません。このため、アシナガバチの駆除はあまり行われておらず、必然的に蜂の子を食べる機会も多くないのです。

2-2.アシナガバチの子はおいしくない
この点については好みの問題もありますが、実際に食べてみた人の中にも「あまりおいしくない」という感想を書いている人がいます。昆虫食サイトでの評価も、正直あまり高いものではありません。実はアシナガバチはスズメバチの仲間で、幼虫の食べ物もスズメバチと同様、他の昆虫を肉団子にしたものなのです。幼虫のお腹の中に餌が残っていると、昆虫独特の癖が出てしまうため「おいしくない」というイメージにつながっているようです。

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