蜂の子の炊き込みごはんの作り方は?
蜂の子の炊き込みご飯は比較的よく知られている調理法で、岐阜県などでは「へぼめし」とも呼ばれています。実際に作ってみようと考えている人も多いでしょうから、簡単にレシピを説明していきましょう。
1.まず材料をそろえる
材料としては、以下のようなものが必要です。
米…9カップ
蜂の子…1カップ
醤油…1カップ
砂糖、みりん…適量
蜂の子ですが、サイズの小さいクロスズメバチの子が使われることが多いです。サイズの大きいオオスズメバチなどは不向きです。クロスズメバチの子は入手できる時期が限られていますが、通販での購入は可能です。自分で入手しようと考える人もいるかもしれませんが、巣が地中にあるうえ、専用の防護服が必要になってきますので、素人にはおすすめできません。
2.簡単な作り方
作り方を簡単に説明すると、以下のようになります。
2-1.蜂の子を炒る
まず、蜂の子はパリッとするくらいにから炒りしておきましょう。蜂の子は軟らかいので、炒らずにそのままご飯に入れると潰れてしまい、味に支障が出るためです。
2-2.調味料を加える
から炒りした蜂の子に醤油をはじめとする調味料を加え、煮立てておきましょう。蜂の子はそれ自体が良い出汁になってくれますので、他に出汁を入れる必要はありません。
2-3.ご飯に加える
ご飯は水以外に何も入れず、普通に炊き始めてください。炊き上がる直前になったら、調味料を入れて煮立てておいた蜂の子を投入します。普通の炊き込みご飯と違い、最初から具を入れて炊くわけではありません。最初から一緒に炊き込むと、見た目が悪く、食べられたものではなくなってしまうためです。あとは、もう一度軽く炊き、焦げ目が付くぐらいになれば完成です。
3.まとめ-思ったほど難しくはない?
蜂の子の炊き込みご飯の作り方は、具の投入時期がやや違っている点を除けば、一般的な炊き込みご飯と大きく変わりません。思ったほど難しくないと思ったら、実際に自分で作ってみてもいいでしょう。