蜂の子ってどんな味がするの?
見た目は好みの分かれる蜂の子ですが、肝心の味の方はどうなのでしょうか。
実際に食べてみたことのある人の体験談を交えながら、蜂の子の味について説明していきましょう。
1.ミツバチの子は癖がない
蜂の子といっても、いろいろな種類があります。
ミツバチについては、癖がないという声が多いです。
1-1.「甘くておいしい」という声も
ミツバチの子の味について検索をかけてみると、「生で食べるとスイカのような味がする」「甘くて案外おいしい」というのが主なところです。
少なくともミツバチについては、見た目とは裏腹に癖がなくて食べやすい味のようです。
1-2.食べ物が影響している?
これは、ミツバチの食べ物によるところが大きいのではないでしょうか。
ミツバチの主食はハチミツと花粉で、一部の個体はローヤルゼリーを食べて女王蜂になります。
いずれも植物由来の食べ物で生臭さはまりありませんから、これが味の癖のなさにつながっているのでしょう。
甘さはもしかすると、餌であるハチミツ由来のものかもしれませんね。
2.癖がある蜂の子も
ただ、すべての蜂の子が癖のない味というわけではありません。
蜂の種類によっては、味に癖があるという声もあるのです。
2-1.スズメバチの子は癖がある
代表的な例としては「ヘボ」の別名を持つクロスズメバチをはじめとする、スズメバチの子が挙げられます。
個体差はあるものの、癖の強いものもあるという声を聞きます。
実際に食べた人によると「お腹に餌が残っている個体は味にくせがある」といいます。
なぜこのようなことになるのでしょうか。
2-2.ミツバチとの違いは餌
スズメバチの幼虫の餌はミツバチとは違い、他の昆虫です。
成虫が餌となる昆虫を捕獲し、肉団子に加工したうえで与えているのです。
実際にイナゴなどを食べたことのある人は知っているでしょうが、食べると独特の癖があります。
スズメバチの幼虫のお腹に餌が残っていると、この癖が出るというわけです。
逆にお腹に全く餌が残っていない個体については、味に癖がなくて食べやすいと説明しています。