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蜂の子がアレルギー症状を引き起こす?

蜂の子に含まれている成分はアミノ酸や脂質、ミネラル、ビタミンなどで、基本的に体にとって有害なものではありません。ただ、そんな蜂の子でも体に悪影響を及ぼしてしまうころがあります。それは、蜂の子によってアレルギー症状が引き起こされるケースです。

1.蜂の子アレルギーの症状は?

蜂の子そのものや、蜂の子のサプリメントを摂取することで、アレルギー症状が出るケースがあります。蕁麻疹が出てしまったケース、喘息が引き起こされたケースなどが確認されています。実際、難聴の症状を和らげるために蜂の子サプリを摂取したところ、蕁麻疹が出たという例も報告されています。販売している業者も、蜂の子によるアレルギーには注意を促しています。

2.蜂の子アレルギーのメカニズム

アレルギーについてはまだ詳しいことは分かっていませんが、トロポミオシンというタンパク質の一種がアレルゲンになっているのではないかとみられています。

3.トロポミオシンとは?

トロポミオシンは、甲殻類に含まれていることでよく知られています。貝やイカなどの軟体生物にも含まれています。エビやカニ、シャコなどを食べると蕁麻疹などが出てしまう人がいますが、これはトロポミオシンが原因で起きるアレルギー症状だとされています。

昆虫にもトロンボミオシンが含まれている
実は昆虫にも、トロンボミオシンが含まれているのです。蜂の子もこの例外ではなく、蜂の子アレルギーは含まれているトロポミオシンによるアレルギー症状だと考えられます。エビやカニなどを食べてアレルギー症状が出た人は、蜂の子についても注意しておいた方が良さそうです。

4.まとめ-アレルギーが出たら摂取中止が一番

スズメバチの毒と違い、トロポミオシンは熱で分解されにくいので、料理にしたり、サプリに加工したりしてもアレルギー症状の原因となります。蜂の子アレルギーの対処法は、現段階では蕁麻疹などの症状が出た場合に摂取を中止する以外になさそうです。

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