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蜂の子は甘いって本当なの?

蜂の子の味についてはさまざまな口コミがありますが、中には「甘い」というものもあります。
蜂の子は本当に甘いのか、甘いとすれば理由は何なのかについて、調べてみました。

1.ミツバチの子は甘い

蜂の子のうち、甘いと言われることが多いのはミツバチの子です。
これは、食べている餌が理由です。

1-1.ミツバチの主食は蜂蜜

まず、ミツバチはなぜ蜂蜜を集めているのかというと、食べてエネルギーにするためです。
花があまり咲いていない冬場は、花の蜜を集めるのは極めて難しくなっています。
また、女王蜂は卵を産むのが仕事であるため、あまり外に出ることができません。
このため、花の咲いている時期に採取した蜜を、蜂蜜として巣の中に貯蔵しているのです。
こうすることで花の少ない冬場も、動けない女王蜂も、餌にありつくことができるというわけです。

1-2.幼虫が甘いのは蜂蜜が理由

ミツバチの幼虫ももちろん、外に出て活発に動くようなことはできません。
このため、主食は巣に貯蔵されている蜂蜜になります。
もしお腹の中にこの蜂蜜が残っていると、蜂蜜の甘さが口の中に広がるでしょう。
ミツバチの子は甘いとされているのは、このためです。

2.他の蜂の子は必ずしも甘くない

では、スズメバチやアシナガバチなどはどうなのでしょうか。
これらの蜂は、ミツバチとは違い肉食です。
親蜂は他の昆虫などを採取し、肉団子にして幼虫に与えています。
このため、スズメバチやアシナガバチの子は、必ずしも甘くありません。
むしろ、お腹の中に餌が残っていると、独特の癖が出てしまいます。
お腹の中に餌が残っていない蛹は、あまり味に癖はありません。
蜂の子は味に癖があるとも言われますが、これはスズメバチやアシナガバチの子のことだと考えてよさそうです。

3.まとめ-餌の違いが味に違いにつながる

同じ蜂の子といっても、ミツバチとスズメバチ、アシナガバチでは食べ物が違います。
「蜂の子は甘い」というのは、甘い蜂蜜を食べているミツバチの子に限ったことです。

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