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蜂の子とローヤルゼリーの違いは?

蜂の子とローヤルゼリーはいずれも蜂由来の食べ物ですが、原料や効能には違いがあります。
蜂の子とローヤルゼリーの違いについて、簡単にまとめてみました。

1.原料の違い

まず、蜂の子は蜂の幼虫なのに対し、ローヤルゼリーは蜂の幼虫の餌です。

1-1.蜂の子の原料

卵から生まれた蜂は、幼虫と蛹を経て成虫になります。
蜂の子は、この幼虫と蛹のことです。
動物性食品ゆえにタンパク質やアミノ酸が豊富です。
カリウムやリンなどのミネラル、ナイアシンやコリンなどのビタミンも多く含まれています。
ミツバチだけでなく、スズメバチの蜂の子なども食べることができます。

1-2.ローヤルゼリーの原料

これに対して、ローヤルゼリーは女王蜂ための餌で、花粉が原料となっており、基本的に植物由来の食べ物と考えていいでしょう。
最初は同じ幼虫でも、ローヤルゼリーを食べた個体が女王蜂になるのです。
アミノ酸やミネラルに加え、固有成分であるデセン酸が含まれています。
ミツバチ固有のもので、スズメバチなどから採取することはできません。

2.効果の違い

原料が違えば含まれている成分も違いますし、期待できる効果も異なってきます。

2-1.蜂の子の成分と効果

ローヤルゼリーと比べて脂質が多めですが、最も多いものはオレイン酸です。
オレイン酸は動脈硬化の原因であるLDLコレステロールを減らす働きがあるため、体にとって欠かせない脂質です。
これ以外にもコリンやナイアシン、アルギニンのような血管拡張成分が含まれていますので、血行促進による体の活力アップと、血圧降下が期待できそうです。

2-2.ローヤルゼリーの成分と効果

ローヤルゼリーの固有成分であるデセン酸は、女性ホルモンに似た働きを持っているため、更年期障害の症状緩和に役立つとされています。
更年期障害とは加齢による卵巣の衰えで女性ホルモンの分泌量が減少し、心身に悪影響を及ぼすものです。
ローヤルゼリーによってデセン酸を摂取することは、女性ホルモンを「増やす」ことにつながるため、更年期障害の症状緩和が期待できるのです。

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