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蜂の子の生産って行われているの?

蜂といっても、種類によって扱いは違っています。例えばスズメバチは害虫の扱いなので、飼育を行っているところはまずありません。蜂の子も、野生種を採取してきたものばかりです。逆に、ミツバチの場合はハチミツなどを採取するために飼育されており、蜂の子の生産も行われているのです。

1.蜂の子は基本的にオスが多い

農家によって生産されている蜂の子は、ミツバチのオスの幼虫や蛹です。これはオスが基本的にあまり役に立たないからなのです。

1-1.ミツバチのメスは役に立つ
ミツバチのメスの幼虫は、ローヤルゼリーを食べた一部の個体が女王蜂になり、それ以外の個体は働き蜂になります。女王蜂は卵を産むため、蜂の個体数を増やしていくためには欠かせません。また、働き蜂は花の蜜を採取してハチミツを作ったり、花粉などを原料にしてローヤルゼリーを作ったりします。生産農家にとっては、ミツバチのメスは商品となるハチミツやローヤルゼリーを作ってくれ、非常に役立ってくれるため、その幼虫も大切になってくるというわけです。

1-2.ミツバチのオスの働きは生殖だけ
これに対して、ミツバチのオスはハチミツやローヤルゼリーの生産にかかわっていませんし、当然のことながら卵を産むこともありません。女王蜂と交尾することだけが仕事なのです。このため、交尾のシーズンが終わると巣から追い出されてしまうのです。幼虫もメスほど重要ではないため、蜂の子として販売されるケースが増えてくるというわけです。

2.メスの蜂の子も販売されている?

ただ、メスの蜂の子が生産されていないわけではありません。長野県松本市のサイトによると、同市内で生産されている蜂の子は、3日間だけローヤルゼリーを与えたあと、ハチミツによって育てたメスの幼虫だと説明しています。販売しているサイトで「珍味」として扱われているように、簡単に入手できるものではなさそうなので、興味を持ったならば一度、購入してみるのもいいかもしれませんね。

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