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蜂の子に毒はあるの?

蜂といえば「刺されると痛い」ことは誰でも知っているでしょうが、これは蜂の持つ毒によるものです。蜂の子を食べることの多いスズメバチはこの毒が強いことで知られていますが、蜂の子の体内にも、この毒は存在しているのでしょうか。

1.そもそもなぜ蜂は刺すのか

なぜ蜂が人を刺すのかというと、巣を守るためです。毒針を持つ蜂は集団生活を営んでおり、巣を守ろうという本能が強いのです。そのため、巣を襲ってくる相手だと判断した場合には、攻撃を仕掛けてくるというわけです。特に攻撃性の高いスズメバチの場合、巣に近づいただけでも敵だと認定され、襲われる可能性があるので注意が必要になってきます。

2.すべての蜂が刺すわけではない

ただ、すべての蜂が刺すわけではありません。蜂の毒針はメスの生殖器に由来するもので、刺すのはメスの働き蜂のみです。オスはそもそも毒針を持っていないので刺せませんが、スズメバチのオスは威嚇するぐらいのことはするとされています。ちなみに「蜂の一刺し」と言われますが、刺すと死んでしまうのはミツバチだけで、スズメバチやアシナガバチは何度でも刺すことができるようになっています。

3.では幼虫はどうなの?

上にも書きましたように、蜂の毒針はメスの生殖器に由来するものです。生殖器が形成されていない幼虫には、毒針は存在していません。当然のことながら、体内には毒になるようなものはあまりなく、食べてもまず問題はありません。ちなみに蜂の毒自体、刺して血管内に入るから悪影響が出るのであって、食べる分には体に害を与えることはほぼありません。

4.まとめ-幼虫に毒はないが入手は注意!

一部の蛾の幼虫と違い、蜂の子自体に毒はないので、食べる分には安心していいでしょう。ただ、蜂の子の入手に当たっては成虫の攻撃は避けられませんし、無防備では確実に刺されてしまいます。素人はやらない方が無難ですし、入手するときには専用の防護服を使うなど、万全の安全対策をして臨みましょう。

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