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おいしい蜂の子の見分け方は?

「蜂の子は味に癖があっておいしくない」というイメージを持っている人も多いでしょうが、実際にはおいしい個体だけを選んで食べることが可能です。では、おいしい蜂の子はどのようにして見分けるのでしょうか。

1.おいしくないのは「スズメバチの幼虫」

実は蜂の子のうち、味に癖があるのはスズメバチの幼虫だけです。スズメバチの蛹や、ミツバチの子は比較的、味に癖がないのです。

1-1.スズメバチの幼虫の問題点
スズメバチの幼虫の消化器をよく見ると、中に黒っぽい餌が入っていることが多いです。幼虫が成長するためには栄養が必要なので、親からもらった餌がお腹の中に残っているのはある意味当然です。ところが、お腹の中に餌が入っていると、味に癖が出てしまうのです。これに対してスズメバチの蛹は、成虫になるまで餌を食べませんので、お腹の中に餌が残っていることもまずありません。このため、味に癖がなくておいしいとされているのです。ちなみに、ミツバチの子はお腹の中に餌があっても、あまり味に癖が出るようなことはありません。

1-2.なぜスズメバチの幼虫には癖があるの?
スズメバチの幼虫の味に癖があるのは、肉食であるというのが影響しています。スズメバチの幼虫は、他の昆虫などを肉団子にしたものを親から与えられています。昆虫を食べたことがある人はご存知でしょうが、独特の癖があります。この癖が、お腹の中の餌から出てしまっているというわけです。スズメバチの蛹はお腹に餌がないので、癖がないのです。また、ミツバチの幼虫はスズメバチとは違ってハチミツを食べていますので、お腹の中に餌が残っていても味に癖が出にくくなるというわけです。

2.まとめ-スズメバチの幼虫は内臓を取り出そう!

蜂の子の味の癖は、蜂の子そのものではなく、お腹の中にある餌由来のものなのです。おいしい蜂の子はお腹の中に餌がないスズメバチの蛹か、ミツバチの子なので、もし蜂の子の味の癖がいやならば、そうした個体を選ぶようにしましょう。

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